Parker 75のペン先をペン芯から取り外してみる。


Parker 75 Vermeil

どうもこんばんは、にしふなですよ。

最近パーカーの万年筆が好みになりつつあります。まぁ持っているのは45と75だけなので、本腰入れて使っている人からは鼻で笑われそうですが……(・ω・`)

それでも気にせず使っておりますよ。特にパーカー75はスタメン万年筆として、ペントレーのど真ん中を陣取っております。最初使っていたのはフランス製の黒軸なんですが、スターリングシルバーのモデルが欲しくなって、ヤフオクで出ていた商品を落札しました。ただしMade In USAバーメイルですが。なんでこんなもの落としてしまったんだろうorz

それでも手に持った時の重量感は好きなので、フランス製のペン先・ペン軸バーメイルの尻軸・キャップをつけて使っています。でも改めて写真で見ると、悪趣味といわれても仕方ないギラギラ感ですねぇ。ペントレーに置いておいても、他の仏壇カラーの奥ゆかしさとは全く違い、むやみやたらと主張してきやがります。さすが個人主義の国、この激しい自己アピールは日本人には眩しすぎますな(´・ω・`)

そして残ったアメリカ製ペン先を、おもむろに分解することにしました。普通は分解することを想定されているものではないと思いますので、試す際には、壊れても泣かない、強い心を持つことをお願いします。もちろん壊れたってこちらじゃ一切関知しませんよ|-`)

ちなみに分解する際には、pelikan_1931さんのブログ「万年筆修理の部屋」 に掲載されているparker 75に関する記事を参考にしながら行いました。毎度のことながら、この手の分解を行うときにはしっかり熟読してから行うことをおすすめします。

 

まず、水を入れたヤカンを火にかけて沸騰させます。沸騰したら火を止めて、すぐにペン先付きのペン芯をお湯の中に通します。

するとすぐに、茶色のインクのようなものがじわじわ出てきます。 自分は一本しか試していませんので、他の個体でも茶色の物が出てくるのかよくわかりません。このあたりは試行錯誤してみてください。(無責任

しばらくしたらお湯から上げて、プライヤーなどの工具でペン先を引っ張ります。するとじわじわとペン芯からペン先が外れていくと思います。下手に力を入れたり変な角度で引っ張ると、ペン芯やペン先の不具合につながるので注意してください。外れない時は、接着剤が十分溶けていなかったり、どこか引っかかっていたりする可能性もありますので、無理に引っ張らず一旦落ち着いて考えてくださいw

プライヤーでじわじわと取り外すところ。
取り外し終わったところ。撮影前に少し水洗いしています。

 

これでペン先が外れたと思います。後はわしゃわしゃ洗浄するなり、いい具合にペンポイントを調整するなり、好き放題やっちゃってくださいw

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