[万年筆] TWSBI Vac700を分解する。

文房具を分解するのが結構好きで、たまに壊してしまうこともあるのですが、こういった、はじめから分解されるのを前提とした作りは心置きなく遊べていいですね。

びふぉー

あふたー

パーツ単位で分解できます。これなら、うっかり放置して中身がカピカピになってもしっかり洗えるから安心ですねっ!(経験者談)

プランジャー式なのに、極限まで分解できてなおかつ精度をしっかり保ってるのはほんとすごいですわな。
しかも、シリコングリスや専用の分解工具まで付いてます。どんどん分解してくれと言わんばかりのラインナップ……

ところで、もしかしたらあふたーの写真で気づいた方もいるかも知れませんが、ニブをぜんぜん違うものに換えてます。

Vac700を買ったときに何を血迷ったかスタブのニブを選んでしまい、案の定手になじまず放置しておりました。
でもこのペンの軸は好きなので、せっかくなら金ペンとして使いたいなーと思い、適当にそのへんの万年筆からニブを抜いては嵌めるを繰り返してたら、WAGNER 2009(セネタープレジデント)のBニブが意外とすっぽりハマってしまいました。
ちょい深めに刺してみたら、それなりに使えるのでそのままにしています。

WAGNER2009とVac700のニブを並べてみた。意外と似てる!?

おかげ様でプレジデントはただの棒になっております……仕方ないね(´・ω・`)

クラフトラボ 001に色々なリフィルを突っ込んでみた

クラフトラボ001

少し前に、彼女さんから誕生日プレゼントでサクラのクラフトラボ001(SAKURA craft_lab 001)を買ってもらっちゃいました。
前々から、文房具屋に行くたびに展示のガラスケースに張り付いてたので、見かねて買ってくれたってことですかね。ありがたし(´∀`*)

のろけ的な話はここまでで早速本題ですが……このペン、軸は当然ながらとってもイイ!のですけど、中のリフィルの書き味が、個人的にイマイチなんですよねぇ。

重さに任せて万年筆っぽい筆記角度、かつ軽い筆圧で書くと、どうにもかすれてしまってよろしくありません。「ボールペンなんだから当たり前だ!」って声も出てきそうですが、そこはせっかくのお高いボールペン、ちょっとはこだわりたいのです!

てなわけで、それらしいリフィルをいろいろ買ってみました。

クラフトラボ 互換性がありそうなリフィル

上から、

  • ぺんてる LRN5(エナージェル用)
  • 三菱鉛筆 UMR-85N(ユニボールシグノRT1用)
  • 三菱鉛筆 UMR-83(ユニボールシグノRT1用)
  • サクラクレパス R-BGP05(ボールサインノック用)
  • ダイソー(メーカーはプラチナ) A-PEN GEL用替芯

です。

ネットを検索して同じことをしている先達の成功例から、それっぽいリフィルをゲルインク中心に選んで買ってきました。

これらを片っ端からクラフトラボにあーでもないこーでもないと突っ込んでみた結果がこちら。↓

ぺんてる LRN5 → ×全然入りません。
三菱鉛筆 UMR-85N → ×入りません。
三菱鉛筆 UMR-83 → ◯入った!(なぜこいつだけ……)
サクラクレパス R-BGP05 → ◯入った
ダイソー A-PEN GEL用替芯 → △入ったけどペン先の出が控えめ。

なぜか、三菱のUMR-85Nは入らないのに、UMR-83は入ってしまいました。同じペン軸に入るんだから、太さも同じでいてよっ!!(´;ω;`)
あとさすがボールサインのリフィル、同じメーカーだけあってしっかり入れてきますね。
そして意外なところでダイソー。コレが入るとは思いませんでした。2本で100円なので、コスパは最高ですね。書き味もそんなに悪くないです。

でもこれだけ調べといて、実際に入れて使っているのはジェットストリームの替芯(SXR-10)なんですよね……アレー??
個人的にはペン先は太ければ太いほど良いので……。ゲルインクでは0.5mmが限界だったし、ジェットストリームの書き味は抜群ですからねぇ。しかたなし。

とりあえず、互換性のあるリフィルを実際に確かめられたので良しとします。

参考サイト

クラフトラボ リフィル交換 ( その他趣味 ) – Apple & Biro & others World – Yahoo!ブログ

サクラクラフトラボ購入レビュー!リフィル互換も確認!【SAKURA craft_lab 001】

リフィルの互換性 – ボールペンManiax

引っ越しするので万年筆で恵方巻きを作る

このたび、9年ほど過ごしていた部屋を引き払い、東大和市の方に引っ越しすることになりました。

今まで、1Kで洗濯機なしのクソセマ物件で過ごしていましたが、これからはドラム式洗濯機で悠々洗い物ができるようになります。すごい!(^o^)

 

そんな引っ越しですが、大変気がかりなことが有ります。そう、万年筆の運搬問題です。

別に1本2本なら、ちょっと胸に挿して持ってけばいいんですけど、そんなもんじゃない量があるので、それなりに困ってます。
今まで散財してきた金の量を数えるみたいで嫌なので、持ってる本数はあまり数えないようにしてきたのですが、ざっと見ただけでも50本オーバーはあります。おぉ・・・かみよ!!
それでも、ガチで溜め込んでいるお歴々に比べたら、まだ全然ひよっこなんですから、ほんと万年筆の世界はおそろしいもんですね。

……こまけえこたあいいのです。とにかく運搬です。

本数やら金の話はともかく、その目の前にある問題の解決が先なのです。

竜の卵を優しく迅速に運ぶがごとく、しっかりした装備(?)が必要なのです!

しかし、うちには専門的な緩衝材なんてものはありません。使えそうなのはタオルぐらい。
仕方ないのでタオルでまきまきしてみました。

万年筆恵方巻き1

上の写真にように、タオルで万年筆を巻いて、少々間隔をおいてまたさらに万年筆を巻く。ということを繰り返します。
そして何本か巻き込んだものがこちら。

万年筆恵方巻き2

このままだと、ダンボールに入れたらたちどころにバラけますので、どうにかしてこの状態を固定します。ゴムとかテープとかを使えばいいと思いますが、自分の場合はラップで巻き巻きしてみました。

万年筆恵方巻き3

なんかラップで巻くと、恵方巻き感が微妙にアップしてる感じがしていいですね!!なんてったって食品用ですからね!
そして大体の万年筆を巻き巻きし終わった結果がこちら。

万年筆恵方巻き4

1ロールにだいたい5~7本ぐらいを詰めました。これで適当に運んでも安心ですわね!

ちなみに、ロールのサイド部分は全く保護されていないので、抜け落ちるのかもしれないと不安でしたが、思いっきり振っても抜けませんでした。多分、ラップできつめに巻いてるから問題にならないのかもしれません。
ですので、万年筆を大事にするあまり、ふんわり巻いたりするとやばいかもしれません。

さて、気がかりな万年筆問題も解決したので、ほかのてきとーな品物の処理でもしてきますかね……。

LAMYのインクコンバータの分解洗浄をしてみる。

20131021_01

どうもこんばんわ(´・ω・)ノ

万年筆が何本もあると、中には適当にインクを入れっぱなしにして放置してしまっているものも出てきてしまいます。

「信じられない!全然そんなことないよ!」って言う方、本当に素晴らしいですね。俺みたいな不精には到底真似できないことです。どれくらい不精かというと、粗大ごみとして出さなければいけないベッドを家の前に出すのが面倒だということで半年ぐらい放置しているほどのレベルなので、万年筆を一本一本しっかり管理するような芸当はどうしても出来ないんですよね……!(ちなみにそのベッドは最近捨てることが出来ました。良かった(´ω`*)

それはさておき、今回ふと思い立って引っ張りだしたLAMYのサファリもそんな状況の一本でした。普段ならそのまま気にせず放置しているシチュエーションなのですが、大切な方にプレゼントしてもらったものなので、なんだか申し訳ない気持ちになって洗浄することになりました。

ペンの本体自体は分解方法も確立されているし、入れていたインクもウォーターマンのブルーブラックなので楽に洗浄できたのですが、インクコンバータが結構クセモノでした。万年筆との接続部分に当たるパッキン?のようなものにインクがべったり付いていて、普通に洗浄しただけではなかなか取れません。

このまま捨てるのも別に構わないのですが、なんとかして洗浄してみることにしました。

注意:分解は保証対象外になる他、コンバーター本来の性能を損ねる場合がありますので、自己責任・自己判断の元行ってください。

①ティッシュペーパーを適当にねじって、コンバーターの中に突っ込みます。なるべくいっぱい詰めたほうがいいかも?

20131021_02

 

②コンバーターのピストンでティッシュを押し出すようにします。するとパッキンが一緒になって押し出されてくると思います。

20131021_03

 

③ちょうどいいところでティッシュを引っ張ると、パッキンが引っ張りだされてきます。

20131021_04

 

あとは、引っ張りだしたパッキンを洗浄すれば完了です。

多分これでいい感じに洗浄できてるはず……!

それではでは(´・ω・`)

2013年WAGNERオリジナルインク

ワーグナーオリジナルインク
イエローブラック&ブルーブラック

 

ペントレin東京で入手したインク、各色50本限定販売という希少(?)な一品でございます。

特にイエロー・ブラックは俺の知る限りお目にかかったことのない色味で、めちゃくちゃ気になります。

筆記したものはこちら。ツバメノートにガラスペンで書いてます。

ワーグナーインク筆記結果

 

BBはくすんだ感じの青と言った印象を受けます。そして早い段階で黒に近い色になっていきました。
YBは書いた当初は黄色!!って感じでしたが、BBよりも劇的に黒味を帯びていきました。たちまちのうちに色が変わっていく様は見ていてなかなか面白いです。

そして、前回の記事にコメントをつけてくださったがりぃさんが、そのコメントの中で「混ぜると緑色になる」というアドバイスをしてくださったので、そちらの方も早速やってみました。

緑になった!!

 

すげえ、ほんとに緑!! 結構いい色出てる(´ω`*) なんかお抹茶のような色合いが渋くていいですね。

なんだか楽しいのでこの色を使って絵を書いてもらいました。(自分で書いたのではないのであしからず……)

20130422_03

 

適当に書いてもらったんですが、やっぱりヤサイを連想したみたいです。昼に二郎を食ったからかな……(ぁ

そして野菜つながりでもう一つ。

カリフラワー~paseri~
カリフラワー~paseri~

「いんや、あたしゃブロッコリーだよ!」
左下に柏の葉っぱみたいなのがあるのは気にしないでください(・ω・`)

とりあえず今日はこの辺で~